欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円、戻り鈍い

 9日の欧州外国為替市場でユーロ円は戻りが鈍い。20時時点では157.02円と17時時点(156.96円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。18時過ぎに157.20円台まで買い戻しが入ったが、戻りの鈍さを確認すると156.90円の本日安値まで再び下押し。ユーロ豪ドルやユーロカナダドルなど他のユーロクロスも本日安値を更新しており、全般にユーロ売りの流れが続いている。

 ユーロドルも戻りが鈍い。20時時点では1.0528ドルと17時時点(1.0523ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.05ドル台半ばまで下値を切り上げた後、再び本日安値圏まで押し戻されるなど、ユーロ売りの流れの中でさえない動きとなった。

 ドル円は小動き。20時時点では149.14円と17時時点(149.16円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。149.10円台を中心とするもみ合いが継続。本日は米国がコロンブスデーの祝日で取引参加者が少ないこともあり、依然として相場は膠着している。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.99円 - 149.24円
ユーロドル:1.0520ドル - 1.0574ドル
ユーロ円:156.90円 - 157.80円

(岩間)
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