欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円、買い戻し優勢

 5日の欧州外国為替市場でユーロ円は買い戻し優勢。20時時点では159.30円と17時時点(158.68円)と比べて62銭程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測から158.58円まで下落したが、急ピッチで下げた反動から一巡後はショートカバーが優勢となった。欧州各国の11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値がいずれも予想を上回ったことも後押しし、一時159.54円付近まで切り返し。欧州入り前からの下げ分をほぼ取り戻した。

 ドル円は下値が堅い。20時時点では147.06円と17時時点(146.83円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。ユーロ円など欧州通貨のクロス円の下落につれる形で146.68円まで下げたが、クロス円が買い戻されるとつれて反発し147円台を回復した。

 ユーロドルは20時時点では1.0832ドルと17時時点(1.0807ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円と同様の展開となり1.0804ドルを底に1.0840ドル台まで切り返した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:146.68円 - 147.38円
ユーロドル:1.0804ドル - 1.0847ドル
ユーロ円:158.58円 - 159.72円


(越後)
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