ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。24時時点では156.86円と22時時点(156.78円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。5月米雇用統計の結果を受けて米利下げ観測が後退すると米長期金利が大幅に上昇。全般ドル買いが優勢となり、23時過ぎに一時157.08円と日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.88まで上昇した。

 ユーロドルは軟調。24時時点では1.0812ドルと22時時点(1.0833ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。良好な米雇用指標をきっかけに全般ドル買いが優勢になると、一時1.0810ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は伸び悩み。24時時点では169.60円と22時時点(169.84円)と比べて24銭程度のユーロ安水準。22時前に一時169.97円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。ユーロドルの下落につれた売りが相場の重しとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.12円 - 157.08円
ユーロドル:1.0810ドル - 1.0902ドル
ユーロ円:168.94円 - 169.97円


(中村)
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