ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では156.02円と22時時点(156.27円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。22時過ぎに一時156.44円と日通し高値を付けたものの、前日の高値156.48円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。そのあとは明日7日の5月米雇用統計を前に様子見ムードが広がり、156円台前半でのもみ合いに終始した。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0878ドルと22時時点(1.0881ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)定例理事会やラガルド総裁の会見など、重要イベントを通過したことで次第に動きが細った。明日の米雇用統計を前に大きな方向感が出にくい面もあったようだ。

 ユーロ円は24時時点では169.72円と22時時点(170.05円)と比べて33銭程度のユーロ安水準。22時過ぎに一時170.28円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。ドル円と似た動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.37円 - 156.44円
ユーロドル:1.0862ドル - 1.0902ドル
ユーロ円:169.22円 - 170.28円

(中村)
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