ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、買い戻し

 10日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは買い戻し。2時時点では1.0754ドルと24時時点(1.0733ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。24時前後に本日安値の1.0733ドルに面合わせする場面があったが、同水準付近で下値の堅さを確認すると1.0760ドル手前まで買い戻しが入った。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が「金利は必ずしも直線的に低下するわけではない」「金利を据え置く期間が複数回あるかもしれない」などの見解を示したことも相場の支えとなったか。

 ユーロ円も買い戻し。2時時点では168.83円と24時時点(168.41円)と比べて42銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれて168.80円台まで下値を切り上げた。

 ドル円は小高い。2時時点では156.99円と24時時点(156.90円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。157.00円付近まで上昇したものの、依然としてNY勢参入後は狭いレンジ内での推移が続いている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.52円 - 157.20円
ユーロドル:1.0733ドル - 1.0809ドル
ユーロ円:168.30円 - 169.35円

(岩間)
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