ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、底堅い

 3日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い。2時時点では1.0885ドルと24時時点(1.0870ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。さえない5月米ISM製造業景況指数や4月米建設支出を受けた米10年債利回り低下の流れが4.39%台まで進行。ユーロドルは1.0890ドルまでユーロ高・ドル安推移となった。

 ドル円は上値が重い。2時時点では156.06円と24時時点(156.20円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下からドル安・円高。一時155.95円と、5月21日以来の156円割れとなった。

 ユーロ円は下げ渋り。2時時点では169.87円と24時時点(169.79円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇が支えとなった。しかし、ドル円の円高推移の影響もあり、まだ本日安値圏から脱していない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.95円 - 157.47円
ユーロドル:1.0828ドル - 1.0890ドル
ユーロ円:169.72円 - 170.89円

(関口)
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