ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、軟調

 11日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では1.0722ドルと22時時点(1.0732ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。欧州の政局不安などを背景にユーロ売り・ドル買いが優勢になると、23時前に一時1.0720ドルと5月2日以来の安値を更新した。独長期金利が一時2.61%台まで低下幅を拡大したことも相場の重し。

 ドル円は下値が堅い。24時時点では157.31円と22時時点(156.89円)と比べて42銭程度のドル高水準だった。22時前に一時156.81円と日通し安値を付けたものの、前日の安値156.52円が目先サポートとして働くと買い戻しが進んだ。米長期金利が低下幅を縮めたことも相場を下支えした。

 ユーロ円は24時時点では168.67円と22時時点(168.38円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに一時168.30円と前日安値に面合わせしたものの、そのあとは下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.81円 - 157.39円
ユーロドル:1.0720ドル - 1.0774ドル
ユーロ円:168.30円 - 169.42円


(中村)
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