今日の株式見通し-軟調か 米5月CPIやFOMCを前に買い手控えムードに
東京市場は軟調か。米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は120ドル安の38747ドルで取引を終えた。3指数とも下げて始まり、ダウ平均は400ドル超下落する場面があった。ただ、アップルが大きく上昇したほか、10年債利回りが低下したことなどからグロース株の一角には押し目買いが入り、S&P500とナスダックは最高値を更新した。ドル円は足元157円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて275円安の38905円、ドル建てが280円安の38900円で取引を終えた。
米3指数の引け味は悪くなかったが、セクターでは多くが下落しており、買いはハイテクグロース株に偏っていた。本日はFOMCの結果発表や米5月CPIの発表があり、様子見姿勢が強まりやすい。CME225先物が安寄りを示唆していること、きのうの日経平均が一時大幅高となりながらも失速していることなどから、ダウ平均の下落の方を嫌気して買いが手控えられると予想する。ただ、弱めに始まれば、そこからさらに売り込む動きは限られるとみる。寄った後は節目の39000円近辺での一進一退が続くだろう。日経平均の予想レンジは38800円-39150円。
米3指数の引け味は悪くなかったが、セクターでは多くが下落しており、買いはハイテクグロース株に偏っていた。本日はFOMCの結果発表や米5月CPIの発表があり、様子見姿勢が強まりやすい。CME225先物が安寄りを示唆していること、きのうの日経平均が一時大幅高となりながらも失速していることなどから、ダウ平均の下落の方を嫌気して買いが手控えられると予想する。ただ、弱めに始まれば、そこからさらに売り込む動きは限られるとみる。寄った後は節目の39000円近辺での一進一退が続くだろう。日経平均の予想レンジは38800円-39150円。