ユーロドル、戻り鈍い 一時1.0764ドルと日通し安値を更新

 ユーロドルは戻りが鈍い。米PPIの下振れを受けて一時1.0816ドル付近まで上げたものの、欧州の政局不安などを背景にユーロ売り・ドル買いが優勢になると失速。23時30分過ぎに一時1.0764ドルと日通し安値を更新した。
 なお、仏政局不安を手掛かりにした仏国債の下落が続く中、独・仏の10年債利回り格差は2017年以来の幅まで拡大した。また、欧州を代表する株価指数のひとつユーロ・ストックス50指数は一時1.8%超下落した。


(中村)
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