14日の主な要人発言(時間は日本時間)

14日12:25 日本銀行声明
「次回会合、今後1-2年程度の具体的な減額計画を決定」
「国債の買い入れは3月に決定された方針に沿って実施」
「景気、一部に弱めの動きみられるが緩やかに回復している」
「予想物価上昇率、緩やかに上昇している」
「金融・為替市場の動向や日本経済・物価への影響、十分注視する必要」
「経済・物価巡る不確実性、引き続き高い」

14日15:35 植田日銀総裁
「(国債買い入れ)市場の安定や柔軟性にも配慮しつつ予見可能性の確保が重要」
「市場状況を確認したうえで国債買い入れの減額方針を決定」
「国債買い入れ減額は相応の規模になる」
「最近の円安の動きは物価の上振れ要因であり注視している」
「為替相場は経済・物価に大きな影響を与える」
「具体的な政策調整時期、現時点で前もって言えない」
「7月会合、国債買い入れ減額の市場への影響を考慮したうえで政策決定」
「国債買い入れ減額、市場参加者の意見も聞いて丁寧に進めたい」
「7月以降の短期金利の調節方針、敬座い・物価情勢に応じて粛々と決定していく」
「7月会合、データや情報次第で緩和度合い調整もあり得る」
「7月会合までの情報次第で短期金利の引き上げは当然あり得る」
「このところの円安含め、輸入物価に再上昇の気配」

14日16:43 バスレ・スロベニア中銀総裁
「利下げのペースは利上げ時より緩やかになる可能性」
「インフレはここ数カ月で顕著に鈍化している」
「賃金の持続的な上昇はディスインフレを遅らせる可能性」

14日18:11 カザークス・ラトビア中銀総裁
「基本シナリオが通りなら、金利の方向性は明確である」
「データは大方の期待と一致している」
「市場の織り込み具合は妥当なようだ」

14日21:49 メスター米クリーブランド連銀総裁
「労働市場はなお非常に強い」
「現在の金融政策姿勢は適切な位置にある」
「金利引き下げを遅らせ過ぎないことが重要」
「インフレ減速の兆しをもう少し確認したい」
15日02:22
「インフレ率が2%になるまで現行の金利水準を維持し続けることは不適切」

14日22:28 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「ディスインフレの軌道に向かっている」
「ディスインフレの流れは浮き沈みの多いものとなるだろう」
「仏国内政治についてはコメントしない」
「利下げはインフレに対する十分な自信を反映している」
「大きなショックがない限り、2025年後半にインフレ率が2%に到達することが目標」

※時間は日本時間


(中村)
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