12日の主な要人発言(時間は日本時間)

12日09:15 チャーマーズ豪財務相
「経済を破壊することなくインフレと戦っている」
「中国経済は一朝一夕には回復しない」
「中国と豪州の関係はより安定したものになる」

12日14:11 カザークス・ラトビア中銀総裁
「年内の追加利下げの可能性は残されている」
「インフレの再燃がないという確信が必要」
「欧州中央銀行(ECB)は、段階的に利下げを行うべき」

12日17:12 IEA(国際エネルギー機関)
「2024年の世界の石油需要成長見通しを日量10万バレル下方修正し、96万バレルとする」
「長期的には供給が需要を上回ると引き続き想定」

12日22:23 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「今後6カ月間の明確な金利経路はない」
「不透明感のレベルは極めて高い」
「十分に慎重にかつゆっくりと動かなければならない」

13日03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「最近の指標は、経済活動が引き続き堅調なペースで拡大していることを示している」
「雇用の伸びは引き続き力強く、失業率は依然低い」
「インフレ率はこの1年で緩和したが、依然高止まりしている」
「ここ数カ月間、委員会の2%のインフレ目標に向けて緩やかな前進が見られた」
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す」
「委員会は、雇用とインフレ率の目標達成に対するリスクのバランスがこの1年で改善に向かっていると判断する」
「経済の見通しは不確実で、委員会はインフレのリスクを引き続き大いに注視している」
「目標を支援するため、委員会はFF金利の目標誘導レンジを5.25-5.50%に維持することを決定した」
「FF金利の目標誘導レンジのあらゆる調整を検討するに当たり、委員会は今後もたらされるデータ、変化する見通し、リスクのバランスを慎重に評価する」
「委員会は、インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信がさらに強まるまで、目標誘導レンジの引き下げが適切になるとは予想していない」
「さらに、委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける」
「委員会は、インフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
「今回の金融政策決定は全会一致」

13日03:33 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「経済は労働、インフレでかなりの進展を遂げた」
「インフレは大幅に緩和したが、依然として高すぎる」
「FRBは需要と供給の引き締め姿勢を維持」
「経済活動は堅調なペースで拡大」
「雇用の伸びは依然として堅調だが、第1四半期から鈍化」
「最近のインフレデータはやや緩和している」
「労働市場は比較的タイトだが過熱していない」
「二つの責務を達成するリスクはより均衡している」
「インフレに対する信頼を高めるには、より良いデータが必要」
「FRBはインフレのリスクを引き続き大いに注視している」
「予測にはあまり自信がない」
「PCE物価指数が2.6~2.7%であれば良い状況」
「インフレ率の良好な数値がいくつあるかは明らかにしない」
「ほとんどの当局者は会合の途中で予測を更新しない」
「政策はインフレだけでなく、データ全体に依存する」
「金利変更のタイミングはデータに大きく依存している」
「第1四半期のインフレは停滞しており、利下げには時間がかかるだろうという結論に達した」
「当局者は金利がパンデミック前の水準まで下がる可能性は低いと考え始めた」

※時間は日本時間


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。