6日の主な要人発言(時間は日本時間)

6日10:37 中村日銀審議委員
「現時点でのデータに基づくと、当面は現状の政策維持が妥当」
「日本経済、2%物価目標達成のチャンスつかみかけており重要な転換点」
「物価目標の達成、経済回復を確信に変える経済構造変化が必要」
「賃上げ率ほどには家計の可処分所得がのびないことを懸念」
「賃金から物価への波及はまだ遠い」
「実質賃金のプラス転換に加え、可処分所得の増加が必要」
「当面は現状の政策維持が妥当」
6日14:45
「今のタイミングで利上げは早い」
「急速かつ一方的な円安は望ましくない」

6日13:39 植田日銀総裁
「2%物価目標実現するにはインフレ予想が2%付近で安定的に推移することが必要」
「現実のインフレ予想は、まだ2%に達するには少し距離がある」
「国債買い入れは、減額することが適当であると考えている」

6日21:20 欧州中央銀行(ECB)声明
「2024年の経済成長率は0.9%と予想」
「2024年と2025年の総合インフレ率とコアインフレ率の最新のユーロ圏スタッフ予測は上方修正」
「PEPP、2024年6月末まで全額再投資する」
「インフレ目標を達成するために必要な期間、政策金利を十分に制限的な水準に維持」
「下半期は、平均で毎月7億5000万ユーロのペースでPEPPポートフォリオを削減」

6日21:52 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「特定の金利経路に前もって拘束されるつもりはない」
「経済が回復を続けるものと予想」
「製造業に安定化の兆しが見られる」
「物価上昇圧力は徐々に弱まっている」
「賃金は高い伸び率で上昇している」
「インフレ率は2025年下半期にかけて目標に向けて低下するだろう」
「インフレ率は年内を通じて現在の水準付近で変動が続くだろう」
「中期的には成長リスクは下方向だが、当面はバランスが取れている」
「利下げは今後の進路への確信があったことで正当化された」
「ECBはすべての手段を必要に応じて調整する準備がある」
「ECBは巻き戻しに動いているとは言わない」
「スピードとタイミングはデータが決定する」

6日22:50 欧州中央銀行(ECB)
「インフレ率は2025年10-12月に目標の2%に届く見通し」

※時間は日本時間


(中村)
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