ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、伸び悩み

 27日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0712ドルと22時時点(1.0719ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下をきっかけにユーロ買い・ドル売りが先行すると、22時30分過ぎに一時1.0726ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利の低下が一服するとドル売り圧力が後退したため、1.0708ドル付近まで上げ幅を縮めた。

 ドル円は下げ渋り。24時時点では160.59円と22時時点(160.40円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。22時前に一時160.29円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。米長期金利の動向につれた。
 なお、23時発表の5月米住宅販売保留指数は予想を下回ったものの、相場の反応は限られた。

 ユーロ円は24時時点では172.03円と22時時点(171.93円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。節目の172.00円を上抜けて一時172.17円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.29円 - 160.81円
ユーロドル:1.0677ドル - 1.0726ドル
ユーロ円:171.39円 - 172.17円


(中村)
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