ドル円 動き落ち着いたところで161.00円OP絡みの動きに注目
ドル円は161円台まで1986年12月以来約37年半ぶりの高値を更新した。ダイナミンクに動く局面ではオプション(OP)が価格に及ぼす作用も跳ねのけ上下する状態となるが、動意に一服感が出てきたところでは、次の売買要因が出てくるまでOP絡みの動きになりやすい。足もとでは相場引き下げや、下値からの戻り抑制効果を示す可能性がある161.00円の大きなOP前後の動きに注目したい。
気を付けたいのは相場動向に合わせてOPも組み合わせが変化する展開。例えば、やや下値160.25円に置かれている同様の相場引き下げ効果を示す可能性がある28日・1日NYカットのOPのうち、28日分は従来のドル・コール(買い権利)OPに、利益確保の目的と思われるプット(売り権利)OPが被さって中立的なポジションに変化している。
(関口)
気を付けたいのは相場動向に合わせてOPも組み合わせが変化する展開。例えば、やや下値160.25円に置かれている同様の相場引き下げ効果を示す可能性がある28日・1日NYカットのOPのうち、28日分は従来のドル・コール(買い権利)OPに、利益確保の目的と思われるプット(売り権利)OPが被さって中立的なポジションに変化している。
(関口)