ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロ円、高値圏維持

 28日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は高値圏を維持。2時時点では172.36円と24時時点(172.37円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。市場では「月末・期末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円売りのフローが観測された模様」との指摘があったほか、フィキシング通過後も値を保ち、一時172.45円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。

 ドル円はもみ合い。2時時点では160.84円と24時時点(160.82円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。ロンドンフィキシングにかけた円安フローを受けて160.96円付近まで買い上げられたが、161円台回復とはならず。その後は160円台後半での推移が続いている。

 ユーロドルは2時時点では1.0716ドルと24時時点(1.0718ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:160.26円 - 161.27円
ユーロドル:1.0685ドル - 1.0722ドル
ユーロ円:171.45円 - 172.45円


(越後)
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