東京外国為替市場概況・15時 ユーロドル、じり高

 1日午後の東京外国為替市場でユーロドルはじり高。15時時点では1.0755ドルと12時時点(1.0755ドル)と比べてほぼ同水準だった。前週末の仏国民議会(下院)選挙にて、反・欧州連合(EU)の動きを強める左派連合の得票率が伸びず、第1党となる可能性が低下したことなどから、早朝からユーロが上昇した流れを引き継ぎ、じり高で推移。15時過ぎに仏CAC40株先が約2.8%高で始まったことで、1.0768ドルまで上昇して本日高値をわずかに更新した。

 ユーロ円は強含み。15時時点では173.20円と12時時点(173.04円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれて小高く推移すると、173.39円まで上昇してユーロ導入来の高値を更新した。

 ドル円は底堅い。15時時点では161.03円と12時時点(160.90円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。仲値後の下押しが160.80円台に留まると、下値の堅さを確認すると徐々に買い戻しが優勢となり、161.10円台まで切り返す場面が見られた。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.63円-161.19円
ユーロドル:1.0711ドル-1.0768ドル
ユーロ円:172.28円-173.39円


(川畑)
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