株式明日の戦略-米株高も受けても下落、5日線はサポートになるか
8日の日経平均は続落。終値は131円安の40780円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり493/値下がり1098。三菱重工が全市場の売買代金トップとなるなど注目を集めて11日続伸。ソフトバンクGやファーストリテイリングがプラスで終えた。上方修正を発表した丸八倉庫が急騰。通期の純利益見通しを大幅に引き上げた三井松島が買いを集めてストップ高まで買い進まれた。
一方、1Qが大幅な営業減益となった安川電機が4.4%安。ハイデイ日高は1Q決算が好感されず6.6%安となり、プライムの値下がり率トップとなった。子会社のデータの改ざんを発表した日立造船が大幅安。米長期金利低下に伴いドル円が円高に振れたことから、トヨタやホンダなど自動車株が全般軟調となった。ほか、川崎汽船や日本郵船など、海運株の弱さが目立った。
週明けの日経平均は下落。6月雇用統計を受けて米国の長期金利が低下しただけにリスクオンと行きたかったが、先週に派手に上昇していたこともあり、多くの銘柄が売りに押された。ただ、値下がり銘柄の多さからすれば、131円安(40780円)というのは値を保ったようにも見える。売りが先行しながらも一時41100円台まで水準を切り上げており、きょうで天井を打ったような雰囲気はない。目先は5日線(40652円、8日時点)を割り込まずに推移できるかが注目される。割り込んでも節目の40500円や40000円は下値のメドとして意識されるだろうが、そこまで押さずに切り返すようなら、多少の過熱感を伴いながらも強い基調が続く展開が期待できる。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり493/値下がり1098。三菱重工が全市場の売買代金トップとなるなど注目を集めて11日続伸。ソフトバンクGやファーストリテイリングがプラスで終えた。上方修正を発表した丸八倉庫が急騰。通期の純利益見通しを大幅に引き上げた三井松島が買いを集めてストップ高まで買い進まれた。
一方、1Qが大幅な営業減益となった安川電機が4.4%安。ハイデイ日高は1Q決算が好感されず6.6%安となり、プライムの値下がり率トップとなった。子会社のデータの改ざんを発表した日立造船が大幅安。米長期金利低下に伴いドル円が円高に振れたことから、トヨタやホンダなど自動車株が全般軟調となった。ほか、川崎汽船や日本郵船など、海運株の弱さが目立った。
週明けの日経平均は下落。6月雇用統計を受けて米国の長期金利が低下しただけにリスクオンと行きたかったが、先週に派手に上昇していたこともあり、多くの銘柄が売りに押された。ただ、値下がり銘柄の多さからすれば、131円安(40780円)というのは値を保ったようにも見える。売りが先行しながらも一時41100円台まで水準を切り上げており、きょうで天井を打ったような雰囲気はない。目先は5日線(40652円、8日時点)を割り込まずに推移できるかが注目される。割り込んでも節目の40500円や40000円は下値のメドとして意識されるだろうが、そこまで押さずに切り返すようなら、多少の過熱感を伴いながらも強い基調が続く展開が期待できる。