ポンド、上昇 ピルMPC委員の発言後に買い強まる

 ポンドは上昇。ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミストは「MPCはインフレの持続性を注視」「サービスと賃金は依然として不快ほどインフレの強さを示している」「インフレの上振れリスクを示すいくつかの指標がある」などの見解を示したが、発言を受けて短期金融市場では8月の英利下げ確率が低下。ポンドは買いが強まり、対ドルで1.2837ドル、対円で207.38円まで値を上げた。なお、ピルMPC委員は「利下げするかどうかではなく、いつ利下げするかが問題」とも述べている。

(岩間)
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