東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 19日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では157.76円と12時時点(157.42円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。17日午後から18日午前にかけてのドル売り・円買いの要因となっていた河野デジタル相が「日銀に利上げを直接求めているわけではない」と釈明し、トランプ前大統領が共和党大統領候補の指名受諾演説でドル高をけん制する見解を示さなかったことなどで、週末を控えたドルの買い戻しとなり、一時157.86円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円は強含み。15時時点では171.77円と12時時点(171.46円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて一時171.88円まで上げ幅を広げた。また、豪ドル円は一時105.77円、ポンド円は204.23円、加ドル円は115.18円まで上昇した。

 ユーロドルは15時時点では1.0888ドルと12時時点(1.0892ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。昨日の欧州中央銀行(ECB)理事会を終えて材料難の中、ドル円の上昇に伴って1.0885ドルまでわずかに下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.07円 - 157.86円
ユーロドル:1.0885ドル - 1.0902ドル
ユーロ円:171.18円 - 171.88円


(山下)
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