東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上値が重い

 24日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。12時時点では155.25円とニューヨーク市場の終値(155.59円)と比べて34銭程度のドル安水準だった。10時過ぎに155.20円台まで下押した後の戻りは155円半ばに留まり、155.18円まで一段と下落。6月7日安値155.12円が目先のサポートとして意識されると一旦は値を戻したが、155.50円台での上値の重さを確認すると12時過ぎに6月5日以来の安値となる155.09円まで一段安となった。

 ユーロ円は軟調。12時時点では168.33円とニューヨーク市場の終値(168.88円)と比べて55銭程度のユーロ安水準だった。一時プラス圏を回復した日経平均が再び下げに転じたほか、ドル円の下げ幅拡大も重しとなり、168.35円まで下落。その後の戻りは168.50円台に留まると、12時過ぎに6月17日以来となる168.18円まで売り込まれた。

 ユーロドルはじり安。12時時点では1.0843ドルとニューヨーク市場の終値(1.0854ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が小幅ながら上昇するのをながめ、1.0842ドルまで下押した。もっとも、本日これまでの値幅はわずか13pips程度と、小動きの域を出なかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.09円 - 155.99円
ユーロドル:1.0842ドル - 1.0855ドル
ユーロ円:168.18円 - 169.20円


(川畑)
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