東京マーケットダイジェスト・30日 円安・株持ち直し

(30日15時時点)
ドル円:1ドル=154.65円(前営業日NY終値比△0.63円)
ユーロ円:1ユーロ=167.33円(△0.56円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0820ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:38525.95円(前営業日比△57.32円)
東証株価指数(TOPIX):2754.45(▲5.22)
債券先物9月物:143.37円(△0.27円)
新発10年物国債利回り:0.995%(▲0.030%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.15600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
     <発表値>     <前回発表値>
6月完全失業率
       2.5%       2.6%
6月有効求人倍率
      1.23倍       1.24倍

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。本邦輸出企業の売りが観測されると朝方には一時153.62円まで下押ししたが、月末の5・10日(ゴトー日)とあって仲値にかけて買いが持ち込まれると反発。午後に入って400円近く下落していた日経平均株価がプラス圏まで急浮上すると買いが加速。市場では「今のところ日銀の利上げに関する報道が出ていないことで、利上げが見送られるのでは」との思惑が浮上していることも円売り・ドル買いを促している面ががあり、一時154.95円まで買い上げられた。

・ユーロ円も底堅い。総じてドル円と同様の展開となり、午前に166.19円まで下落した後は一転上昇。一時167.64円まで切り上がった。

・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となったため動意は薄く1.08ドル台前半での狭いレンジ取引となっている。

・日経平均株価は小幅続伸。日銀会合の結果公表を明日に控えて持ち高調整の売りが強まり、指数は一時400円近く下落した。ただ、下値の堅さを確認すると後場に入り買い戻しが加速し、プラス圏を回復した。

・債券先物相場は3日続伸。昨日の米国債が買われた流れを引き継ぎ買いが先行。その後も底堅さを保ちながら一時143.37円まで上昇した。


(越後)
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