欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下値堅い

 30日の欧州外国為替市場でドル円は下値が堅い。22時時点では154.93円と20時時点(154.73円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇に転じたことを受けて全般ドル買いが散見されると、一時155円台を回復する場面があった。ただ、日銀絡みのヘッドラインリスクが一段と高まるなかで積極的な売買は限られている。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0802ドルと20時時点(1.0833ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ安水準だった。全般ドル高が進んだ流れに沿って昨日安値の1.0803ドルを下抜けて1.0802ドルまで下げ足を速めた。また、ポンドドルも1.2828ドルまで下押ししている。

 ユーロ円は22時時点では167.36円と20時時点(167.62円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが下落した影響から上値が重くなっている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:153.62円 - 155.22円
ユーロドル:1.0802ドル - 1.0836ドル
ユーロ円:166.19円 - 167.95円


(越後)
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