欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し優勢

 25日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し優勢。22時時点では153.50円と20時時点(152.20円)と比べて1円30銭程度のドル高水準だった。4-6月期米国内総生産(GDP)・個人消費・コアPCEの速報値がいずれも市場予想を上回ったことをきっかけにショートカバーが優勢に。米10年債利回りの低下幅縮小や日経平均先物の一転上昇とともに153.72円付近まで反発した。

 ユーロ円も買い戻し優勢。22時時点では166.54円と20時時点(165.17円)と比べて1円37銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の反発につれてその他クロス円も買い戻しが活発化し、166.70円台まで持ち直し。東京市場からの下げ分をほぼ取り戻している。

 ユーロドルは22時時点では1.0850ドルと20時時点(1.0852ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。良好な米GDP速報値で1.0830ドル台まで下押しするものの、ユーロ円が買い戻されたため下値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:151.94円 - 153.97円
ユーロドル:1.0828ドル - 1.0859ドル
ユーロ円:164.83円 - 166.87円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。