欧州外国為替市場概況・20時　ドル円、荒い値動き

　24日の欧州外国為替市場でドル円は荒い値動き。20時時点では154.56円と17時時点（154.59円）と比べて3銭程度のドル安水準だった。154.90円台までショートカバーが進んだものの155円台回復とはならず、「日銀は来週の金融政策決定会合で利上げを検討」「今後数年間で債券購入を半減する計画」との一部報道が伝わると一時154.29円と本日安値を付けた。一方で、あくまでも観測記事ということもあり、すぐに154.70円台まで反発する場面もみられた。

　ユーロ円は一進一退。20時時点では167.58円と17時時点（167.40円）と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。日銀絡みの報道で167.23円まで下げた後167円台後半まで切り返したが、戻りは限られている。

　ユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.0842ドルと17時時点（1.0829ドル）と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。欧州序盤の売りが一服すると1.0826ドルを底にじりじりと下値を切り上げている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円：154.29円　-　155.99円
ユーロドル：1.0826ドル　-　1.0855ドル
ユーロ円：167.23円　-　169.20円


（越後）