欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、小高い

 19日の欧州外国為替市場でドル円は小高い。20時時点では157.45円と17時時点(157.31円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。157円台前半で方向感を模索する動きが続いたが、米10年債利回りが4.21%台まで再び上昇するのを眺め、157.50円台までやや値を上げた。

 ユーロ円は強含み。20時時点では171.37円と17時時点(171.27円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの下げに連れて下押すも171円割れの水準では底堅く推移。その後はドル円の上昇に連れる形で171.50円前後まで切り返した。

 ユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.0884ドルと17時時点(1.0887ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。世界規模のシステム障害を嫌気したリスク回避の流れを引き継ぎ、一時1.0876ドルまで下落。もっとも、16日安値(1.0872ドル)が目先のサポートとして意識されると下げ渋る動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.96円 - 157.86円
ユーロドル:1.0876ドル - 1.0902ドル
ユーロ円:170.92円 - 171.88円

(川畑)
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