欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上値が重い

 16日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。20時時点では158.43円と17時時点(158.49円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。17時過ぎに158.50円台まで値を戻すも、米10年債利回りが4.17%台まで低下したことが重しとなり、158.30円台までやや押し戻される場面が見られた。

 ユーロドルは小動き。20時時点では1.0899ドルと17時時点(1.0899ドル)とほぼ同水準だった。米長期金利の低下を眺めて1.0904ドルまで上昇してわずかに本日高値を更新するも、その後は1.09ドル前後での狭いもみ合いが続いた。なお、7月独ZEW景況感調査は41.8と予想(42.3)を下回ったが反応は薄かった。

 ユーロ円は方向感定まらず。20時時点では172.67円と17時時点(172.74円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。手掛かり材料難の中、本日高値付近では上値が重くなる一方で172.50円台では底堅さを見せるなど、172円台後半で方向感を模索する動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.00円-158.79円
ユーロドル:1.0884ドル-1.0904ドル
ユーロ円:172.15円-172.92円

(川畑)
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