欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 12日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では158.77円と20時時点(159.11円)と比べて34銭程度のドル安水準だった。米6月卸売物価指数(PPI)が予想を上回り、米10年債利回りが4.19%台から4.23%台まで上昇したことで、158.50円台から159.15円前後まで強含みに推移した。しかし、米10年債利回りが一時4.19%台へ低下したことで158.50円台まで反落する場面も見られた。
 6月PPIは前月比+0.2%、前年比+2.6%だった。

 ユーロドルは高値圏でもみ合い。22時時点では1.0891ドルと20時時点(1.0890ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りの低下を受けて1.0890ドル前後の高値圏で強含みに推移した。

 ユーロ円は22時時点では172.92円と20時時点(173.28円)と比べて36銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が弱含みに推移したことで、172.60円台まで弱含みに推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.76円 - 159.45円
ユーロドル:1.0862ドル - 1.0893ドル
ユーロ円:171.52円 - 173.43円

(山下)
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