欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、急落

 11日の欧州外国為替市場でドル円は下落。22時時点では158.62円と20時時点(161.54円)と比べて2円92銭程度のドル安水準だった。米6月消費者物価指数(CPI)が予想を下回り、米10年債利回りが4.17%台まで急落したことで、157.62円まで下値を広げた。
 6月CPIは前月比-0.1%、前年比+3.0%だった。

 ユーロドルは上昇。22時時点では1.0887ドルと20時時点(1.0849ドル)と比べて0.0038ドル程度のユーロ高水準だった。米6月CPIを受けて1.0900ドルまで上値を伸ばした。ポンドドルも1.2949ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は22時時点では172.70円と20時時点(175.26円)と比べて2円56銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落を受けて、171.71円まで下値を広げた。

 豪ドル円は107.13円、ポンド円は204.04円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.62円 - 161.76円
ユーロドル:1.0826ドル - 1.0900ドル
ユーロ円:171.71円 - 175.43円



(山下)
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