欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 19日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では157.66円と20時時点(157.45円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。世界規模でのシステム障害に対するリスク回避の反応が一巡すると、米10年債利回りが4.24%台まで上昇幅を拡大したことも買いを誘い、157.70円付近までやや値を上げた。

 ユーロドルは小高い。22時時点では1.0889ドルと20時時点(1.0884ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。リスク回避の勢いが後退したことに伴い、1.0890ドル台までわずかに下値を切り上げた。

 カナダドルは小安い。5月カナダ小売売上高が予想より弱い結果となったことを受け、対ドルでは1.3726カナダドルまでカナダドル売りが進んだ。

 ユーロ円は22時時点では171.68円と20時時点(171.37円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やユーロドルの上昇につれて171.70円台まで買いが入った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.96円 - 157.86円
ユーロドル:1.0876ドル - 1.0902ドル
ユーロ円:170.92円 - 171.88円

(岩間)
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