東京外国為替市場概況・17時 ドル円 一時155円台回復

 30日午後の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。17時時点では154.89円と15時時点(154.65円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。明日に日銀金融政策決定会合の結果公表を控えるなか、欧州勢参入後も東京午後からの円売りの流れが継続。24日以来の155円台を回復し155.22円まで上値を伸ばした。ただ、買いが一巡すると154.70円近辺まで上値を切り下げた。

 ユーロドルは17時時点では1.0818ドルと15時時点(1.0820ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。1.0827ドルまでわずかに上値を伸ばしたが買いは続かず1.0820ドル前後で動意薄。本日これまでのレンジは13Pips程度と値動きは鈍いまま。17時発表の4-6月期独GDP速報値(季節調整済)は前期比-0.1%、前年比-0.1%とともに予想を下回ったが、ユーロの反応は見られなかった。
 
 ユーロ円はしっかり。17時時点では167.55円と15時時点(167.33円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルのこう着相場が続くなか、欧州序盤も円売りが優勢となり、167.95円まで強含んだ。また、ポンド円は199.47円、豪ドル円は101.78円、NZドル円は91.53円、加ドル円は112.10円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.62円 - 155.22円
ユーロドル:1.0814ドル - 1.0827ドル
ユーロ円:166.19円 - 167.95円

(金)
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