ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、戻り鈍い

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。4時時点では153.26円と2時時点(153.23円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。日銀の利上げ観測報道を手掛かりにした円買いの流れに沿って、一時152.99円まで値を下げた。その後は急ピッチで値を下げてきた反動から153.40円台まで買い戻しが入る場面もあったが、戻りは限られた。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0811ドルと2時時点(1.0814ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。NY時間の午後に入ってやや動意が乏しくなり、1.0810ドル台を中心としたもみ合いとなった。

 ユーロ円は戻りが鈍い。4時時点では165.69円と2時時点(165.70円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。2時30分前に165.46円まで下押しした後、いったんは165.91円付近まで買い戻しが入ったが、ドル円と同じく戻りの鈍さが目立った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.99円 - 155.22円
ユーロドル:1.0798ドル - 1.0836ドル
ユーロ円:165.46円 - 167.95円

(岩間)
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