東京外国為替市場概況・17時 ドル円、さえない

 8日午後の東京外国為替市場でドル円はさえない。17時時点では145.85円と15時時点(145.97円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。欧米株価指数の下落を手掛かりにしたリスク回避目的の売りが出た。時間外の米10年債利回りが3.89%台まで低下したことも相場の重しとなり、145.60円台まで値を下げた。

 ユーロ円は小安い。17時時点では159.57円と15時時点(159.64円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落や欧米株安につれて円買い・ユーロ売りが進み、159.20円台まで上値を切り下げた。

 ユーロドルは17時時点では1.0940ドルと15時時点(1.0936ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を受けて一時1.0945ドルまで上昇する場面があったが、欧州株安でリスクオフの動きも出ていることから積極的に上値を伸ばす展開にはならなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.44円 - 146.87円
ユーロドル:1.0919ドル - 1.0945ドル
ユーロ円:158.97円 - 160.52円

(岩間)
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