ニューヨーク外国為替市場概況・9日 ドル円、4日ぶり反落
9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4営業日ぶりに反落。終値は146.61円と前営業日NY終値(147.23円)と比べて62銭程度のドル安水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.91%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時146.27円と日通し安値を付けた。
ただ、下値は限定的だった。安く始まった米国株相場が持ち直したことなどが相場を下支えすると、146.76円付近まで下げ渋った。市場では「チャート的には週足の一目均衡表雲上限が位置する145.83円が重要なポイントとして意識されている」との指摘があった。
ユーロドルはほぼ横ばい。終値は1.0917ドルと前営業日NY終値(1.0919ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。22時前に一時1.0909ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.0882ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢に。23時30分前には1.0931ドルと日通し高値を付けた。ただ、前日の高値1.0945ドルが目先レジスタンスとして意識されると再び上値が重くなった。
本日は米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたことから、方向感が出にくい面もあった。市場関係者からは「夏季休暇シーズンに入り取引参加者も減少しており、市場流動性が低下。商いは閑散だった」との声が聞かれた。今日一日の値幅は0.0022ドル程度と小さかった。
ユーロ円は3日ぶりに反落。終値は160.00円と前営業日NY終値(160.77円)と比べて77銭程度のユーロ安水準。23時30分過ぎに一時159.81円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は160円台前半で下げ渋った。ドル円につれた動きとなった。
本日の参考レンジ
ドル円:146.27円 - 147.82円
ユーロドル:1.0909ドル - 1.0931ドル
ユーロ円:159.81円 - 161.38円
(中村)
ただ、下値は限定的だった。安く始まった米国株相場が持ち直したことなどが相場を下支えすると、146.76円付近まで下げ渋った。市場では「チャート的には週足の一目均衡表雲上限が位置する145.83円が重要なポイントとして意識されている」との指摘があった。
ユーロドルはほぼ横ばい。終値は1.0917ドルと前営業日NY終値(1.0919ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。22時前に一時1.0909ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.0882ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢に。23時30分前には1.0931ドルと日通し高値を付けた。ただ、前日の高値1.0945ドルが目先レジスタンスとして意識されると再び上値が重くなった。
本日は米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたことから、方向感が出にくい面もあった。市場関係者からは「夏季休暇シーズンに入り取引参加者も減少しており、市場流動性が低下。商いは閑散だった」との声が聞かれた。今日一日の値幅は0.0022ドル程度と小さかった。
ユーロ円は3日ぶりに反落。終値は160.00円と前営業日NY終値(160.77円)と比べて77銭程度のユーロ安水準。23時30分過ぎに一時159.81円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は160円台前半で下げ渋った。ドル円につれた動きとなった。
本日の参考レンジ
ドル円:146.27円 - 147.82円
ユーロドル:1.0909ドル - 1.0931ドル
ユーロ円:159.81円 - 161.38円
(中村)