東京外国為替市場概況・17時 ドル円、強含み

 13日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。17時時点では147.83円と15時時点(147.65円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。欧州株式相場が買い先行で始まったほか、米株価指数も堅調推移となっており、日本株の引け後もリスクオンの流れが継続した。ドル円はじりじりと下値を切り上げて、一時147.95円まで本日高値を更新した。

 ユーロ円も強含み。17時時点では161.58円と15時時点(161.52円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。全般に円売りが進んだ流れに沿って一時161.80円まで上昇。ポンド円は4-6月英失業率(ILO方式)の改善も相場の支えとなり、189.52円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルはさえない。17時時点では1.0930ドルと15時時点(1.0940ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢の参入後は売りに押されて1.0926ドルまで本日安値を更新した。もっとも、ここまでの値幅は0.0015ドル程度にとどまっており、今夜に米物価指標の発表を控えるなか、積極的に持ち高を傾ける展開とはなっていない。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.92円 - 147.95円
ユーロドル:1.0926ドル - 1.0941ドル
ユーロ円:160.65円 - 161.80円

(岩間)
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