ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では148.00円と22時時点(147.68円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。22時過ぎに一時147.63円と日通し安値を付けたものの、前日の安値147.06円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。8月米ミシガン大学消費者態度指数速報値が67.8と予想の66.9を上回ったことも相場を下支えした。同時に発表された消費者の期待インフレ率も予想を上回り、一時148.26円付近まで下げ幅を縮めた。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0990ドルと22時時点(1.0994ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。23時前に一時1.1005ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1016ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速。予想を上回る米経済指標も相場の重しとなり、1.0983ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円は24時時点では162.65円と22時時点(162.36円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。22時過ぎに一時162.30円と日通し安値を付けたものの、前日の安値161.95円がサポートとして働くと下げ渋った。ドル円と似た動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.63円 - 149.35円
ユーロドル:1.0971ドル - 1.1005ドル
ユーロ円:162.30円 - 163.88円

(中村)
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