ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、弱含み

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。2時時点では144.13円と24時時点(144.25円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。米2年債の入札を控えて、同年債利回りが前日から低下した水準で推移するのを眺め、ドルの上値は重いままだった。2時前には144.11円まで本日レンジの下限を広げた。

 ユーロ円は上値が重い。2時時点では160.93円と24時時点(161.07円)と比べて14銭程度のユーロ安水準。欧州昼過ぎからの下向きの流れが継続された。ドル円の弱さにもつれ安となり、160.88円まで日通し安値を更新した。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.1165ドルと24時時点(1.1166ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.1160ドル割れでは下げ渋るも、1.1160ドル台では動意が薄いままだった。

 なおスイスフランは強含み、対ドルでは1月2日以来のフラン高・ドル安となる0.8422フランをつけた。対ユーロも、欧州序盤の0.9470フラン台からNY勢の参入後には0.9408フランまでフラン高が進行した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.11円 - 145.18円
ユーロドル:1.1150ドル - 1.1179ドル
ユーロ円:160.88円 - 162.18円


(小針)
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