ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、弱含み

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は地合いが弱い。4時時点では144.01円と2時時点(144.13円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。米2年債の入札後に同年債利回りが低下幅を広げるのを眺め、144円割れまでドル売りが進んだ。一旦は持ち直したものの144.10円台では頭を抑えられ、全般ドル売りが強まる流れに沿って143.92円まで日通し安値を更新した。

 ユーロドルは強含み。4時時点では1.1185ドルと2時時点(1.1165ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ高水準だった。米・中期金利の低下に後押しされ、1.1191ドルまでユーロ買いドル売りが進んだ。昨日記録した年初来高値1.1202ドルが意識される。
 また、ドルスイスフランも0.8409フランまで1月2日以来のドル安値を更新した。

 ユーロ円は下落一服。4時時点では161.08円と2時時点(160.93円)と比べて15銭程度のユーロ高水準。プラス圏を回復したダウ平均などを頼りに161円台を回復した。ただし、戻りも161.20円付近までと限られている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.92円 - 145.18円
ユーロドル:1.1150ドル - 1.1191ドル
ユーロ円:160.88円 - 162.18円


(小針)
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