今日の株式見通し-軟調か 米長期金利が低下し一段と円高が進行
東京市場は軟調か。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は38ドル高の40974ドルで取引を終えた。3指数ともプラス圏とマイナス圏を行き来して前日終値近辺で終了と、方向感に欠ける動きが続いた。7月JOLTS求人件数が市場予想を下回ったことなどから10年債利回りが大きく低下しており、為替市場では一段とドル安・円高が進行。ドル円は足元143円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて275円安の36725円、ドル建てが240円安の36760円で取引を終えた。
米国株は落ち着いた動きであったが、エヌビディアは1.7%安と小幅ながら下落しており、日本株の支援材料とはなりづらい。ドル円が145円を大きく下回っており、円高進行を嫌気した売りに押されることになるだろう。このタイミングでの円高は6日に発表される米8月雇用統計に対する警戒を高めるため、買いは手控えられやすい。CME225先物に寄せて下げて始まり、場中はマイナス圏で不安定な動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは36400円-37000円。
米国株は落ち着いた動きであったが、エヌビディアは1.7%安と小幅ながら下落しており、日本株の支援材料とはなりづらい。ドル円が145円を大きく下回っており、円高進行を嫌気した売りに押されることになるだろう。このタイミングでの円高は6日に発表される米8月雇用統計に対する警戒を高めるため、買いは手控えられやすい。CME225先物に寄せて下げて始まり、場中はマイナス圏で不安定な動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは36400円-37000円。