ユーロドル、上下ともOPが仕込まれ動きにくい

 ユーロドルは先週末引け値に近い水準での上下を繰り返している。連日大きな動きを見せていないが、今週も複数のオプションがあることで、オプションに纏わる売買が値動きをさらに抑える可能性が高い。
 上値では先週末高値(1.1182ドル)に近い、1.1180ドルから1.1200ドルまでは満遍なくオプションが仕込まれている。中でも26日の1.1180ドルのオプションはアマウントも大きいことで、先週末同様に同水準近辺ではオプションを絡めた売りが散見される可能性が高い。もっとも、先週末18日につけた1.1189ドルを頭に上値が抑えられていることで、1.1190ドルや1.1200ドルを超えた場合にはストップロスも控えていることには要警戒。
 一方で下値は1.1125ドルから1.1100ドルにも24・25日のカットを中心にオプションがあることで、下落時には買い支え要因になりそうだ。

(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。