ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、弱含み

 20日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。24時時点では1.1144ドルと22時時点(1.1174ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.75%台まで上昇すると全般ドル買いが優勢となり、23時30分前に一時1.1138ドルと日通し安値を更新した。
 なお、豪ドル米ドルは0.6783米ドル、NZドル米ドルは0.6213米ドル、ポンドドルは1.3273ドル付近まで値を下げた。

 ドル円は底堅い動き。24時時点では144.42円と22時時点(143.67円)と比べて75銭程度のドル高水準だった。22時過ぎに143.47円付近まで弱含む場面があったものの、その後は米長期金利の上昇に伴うドル買いの流れに沿って144.47円と日通し高値を更新した。

 ユーロ円は強含み。24時時点では160.94円と22時時点(160.54円)と比べて40銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた買いが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.74円 - 144.47円
ユーロドル:1.1138ドル - 1.1182ドル
ユーロ円:158.43円 - 161.16円


(中村)
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