ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、底堅い

 12日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い。2時時点では1.1046ドルと24時時点(1.1040ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇が重しとなり伸び悩みつつも、欧州中央銀行(ECB)理事会後の地合いが継続して高値圏を維持。1.1048ドルまでわずかながら上値を伸ばした。ただ、前日高値1.1055ドルは引き続きレジスタンスとなっている。

 ドル円はもみ合い。2時時点では142.51円と24時時点(142.48円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。対ユーロでのドルの重さが上値を抑制も、米10年債利回りが3.7%台まで上昇したことが支えに。142円半ばで底堅く推移した。

 ユーロ円は2時時点では157.43円と24時時点(157.30円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ECB後のユーロドルや、米長期金利上昇を受けたドル円の底堅さを受け、本日高値圏157円半ばで上値を試す動き。マイナス圏へ沈む場面もあった米株がプラス圏へ持ち直したことも支えとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.91円 - 143.04円
ユーロドル:1.1006ドル - 1.1048ドル
ユーロ円:156.54円 - 157.51円

(関口)
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