東京外国為替市場概況・10時 ドル円、方向感なく上下

 24日の東京外国為替市場でドル円は方向感なく上下。10時時点では143.56円とニューヨーク市場の終値(143.61円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。143.78円を頭に米株指数先物が小幅ながらも軟調な動きを見せたことや、時間外の米10年債利回りが低下して始まったことなどで143.41円まで一時弱含んだ。しかし、再び143.70円台まで戻すなど方向感なく上下。

 ユーロドルは上値が重い。10時時点では1.1106ドルとニューヨーク市場の終値(1.1111ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。値動きは限られているが上値が重く推移し、1.1104ドルまでじり安。昨日大幅安になったユーロポンドが0.8320ポンドまで弱含み、2022年4月以来の水準まで売られていることも重しになっている。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では159.43円とニューヨーク市場の終値(159.57円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価は堅調な動きを見せて始まったが、市場ではすでに上昇は織り込まれていたことでリスク選好の動きにはならず、159円半ばを中心にもみ合い。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.41円 - 143.78円
ユーロドル:1.1104ドル - 1.1116ドル
ユーロ円:159.38円 - 159.71円


(松井)
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