欧州外国為替市場概況・22時　ドル円、伸び悩み

　25日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。22時時点では144.20円と20時時点（144.28円）と比べて8銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.77％台へ上昇し、ダウ先物が一時プラス圏に浮上したことで、一時144.44円まで上値を伸ばした。しかし、米10年債利回りが3.75％台へ低下し、ダウ先物もマイナス圏に沈んだことで144.15円前後まで上値を切り下げた。

　ユーロドルは強含み。22時時点では1.1197ドルと20時時点（1.1187ドル）と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。独10年物連邦債利回りの上昇を受けて、一時1.1208ドルまで上値を伸ばし、2023年7月以来の高値をつけた。

　ユーロ円は小幅高。22時時点では161.47円と20時時点（161.41円）と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やユーロドルの上昇につれて、一時161.67円まで上値を伸ばした。
　ポンド円は193.23円、豪ドル円は99.36円、NZドル円は91.22円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：142.91円　-　144.44円
ユーロドル：1.1177ドル　-　1.1208ドル
ユーロ円：159.87円　-　161.67円

（山下）