欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 23日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では143.77円と20時時点(143.37円)と比べて40銭程度のドル高水準だった。ロンドン序盤のドル売りの流れを受けて、一時143.17円まで下値を広げたものの、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の発言「利下げについては今後は小幅なステップを見込む」やボスティック米アトランタ連銀総裁の発言「今回の会合での50bpの利下げは将来の利下げのペースを確定させるものではない」などを受けて、143.88円前後まで買い戻された。

 ユーロドルは小幅高。22時時点では1.1122ドルと20時時点(1.1113ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。24日の大きめのNYカットオプション1.1120ドル付近で底堅く推移した。

 ユーロ円は強含み。22時時点では159.91円と20時時点(159.32円)と比べて59銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて、160.02円前後まで強含みに推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.17円 - 144.46円
ユーロドル:1.1083ドル - 1.1170ドル
ユーロ円:159.05円 - 161.19円

(山下)
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