欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い優勢

 19日の欧州外国為替市場でドル円は買い優勢。22時時点では143.76円と20時時点(142.82円)と比べて94銭程度のドル高水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数や9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想より強い内容だったことに買いで反応。米10年債利回りの上昇とともに一時143.77円付近まで値を上げた。

 ユーロドルは軟調。22時時点では1.1125ドルと20時時点(1.1170ドル)と比べて0.0045ドル程度のユーロ安水準だった。良好な米経済指標を受けて米長期金利が上昇するとドル高が鮮明となり、一時1.1120ドル台まで下押しした。

 ユーロ円は22時時点では159.94円と20時時点(159.54円)と比べて40銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの下落よりもドル円の上昇に引っ張られる形で本日高値圏まで水準を切り上げている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.89円 - 143.95円
ユーロドル:1.1069ドル - 1.1179ドル
ユーロ円:157.78円 - 159.97円


(越後)
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