欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 18日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では141.92円と20時時点(141.60円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.68%台まで上昇するなか、NY勢がドル買いで参入すると142円台を回復する場面があった。もっとも、米金融イベントを前に一段高ともなっていない。なお、8月米住宅着工件数や建設許可件数は予想を上回ったが、相場への影響は見られなかった。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.1122ドルと20時時点(1.1130ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴って1.1118ドル付近まで下押ししたが、本日安値の1.1113ドルを割り込む展開にもなっていない。

 ユーロ円は22時時点では157.84円と20時時点(157.60円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて158円台に乗せたが、買いは続かなかった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.23円 - 142.42円
ユーロドル:1.1113ドル - 1.1140ドル
ユーロ円:157.05円 - 158.32円


(越後)
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