欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、売りが一服

 16日の欧州外国為替市場でドル円は売りが一服。20時時点では140.12円と17時時点(139.86円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。139.58円まで昨年7月以来の安値を更新したが、時間外の米10年債利回りが一時プラス圏に浮上するなど米長期金利の低下が一服したこともあり、ドル円に調整の買い戻しが入った。140円台を回復し、140.20円台まで持ち直した。

 ユーロドルはしっかり。20時時点では1.1122ドルと17時時点(1.1115ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル売りは小休止するも全般ドルの重い地合いは変わらず、1.1129ドルまで上値を伸ばし、1.11ドル前半で底堅い動き。ポンドドルは1.3204ドル、豪ドル/ドルは0.6746ドルまで高値を更新した。

 ユーロ円は買い戻し。20時時点では155.84円と17時時点(155.46円)と比べて38銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの底堅い動きが下支えとなるなか、ドル円の持ち直しに後押しされ156円近辺まで買い戻しが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.58円 - 140.93円
ユーロドル:1.1074ドル - 1.1129ドル
ユーロ円:155.15円 - 156.19円

(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。