欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、反発力弱い

 13日の欧州外国為替市場でドル円は反発力が弱い。22時時点では140.72円と20時時点(140.69円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが低下幅を縮めたこともあり、140.37円を底に141.02円付近まで持ち直す場面も見られたが、ドル先安観を期待する向きが増えるなかで戻りは鈍かった。

 ユーロドルは小動き。22時時点では1.1093ドルと20時時点(1.1090ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)の金融イベントを終え、週末とあって様子見ムードが強く1.10ドル台後半での狭いレンジ取引が続いている。

 ユーロ円は22時時点では156.11円と20時時点(156.03円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円につれた展開となり、156.20円台まで持ち直すものの上値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:140.37円 - 141.87円
ユーロドル:1.1070ドル - 1.1101ドル
ユーロ円:155.76円 - 157.18円


(越後)
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