欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅い

 11日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。20時時点では141.58円と17時時点(141.38円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが低下幅を縮めたほか、ナイト・セッションの日経平均先物が強い地合いを保つなか、141円台半ばを維持している。ただ、この後に注目の8月米消費者物価指数(CPI)を控えて積極的な売買は手控えられている。

 ユーロ円も底堅い。20時時点では156.43円と17時時点(156.09円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。日経平均先物の上昇を支えとして156円台前半を底に156円台半ばまで切り返している。

 ユーロドルは20時時点では1.1048ドルと17時時点(1.1041ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米インフレ指標を前に様子見ムードが広がっている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:140.71円 - 142.47円
ユーロドル:1.1017ドル - 1.1052ドル
ユーロ円:155.50円 - 157.02円


(越後)
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