欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 10日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では142.87円と20時時点(143.04円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。143円台後半で上値の重さを確認したことからNY勢が売りで参入すると一時142.76円と日通し安値を付けた。米10年債利回りが低下に転じたことも重し。一方、明日には市場が注目する8月米消費者物価指数(CPI)を控えているとあって一段と下値を探る動きにもなっていない。

 ユーロ円も弱含み。22時時点では157.58円と20時時点(157.93円)と比べて35銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれる形で円買い・ユーロ売りが優勢となり、一時157.48円まで値を下げている。

 ユーロドルは22時時点では1.1029ドルと20時時点(1.1040ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下げに引きづられ、一時1.1027ドルまで小幅ながら下押ししている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.76円 - 143.71円
ユーロドル:1.1027ドル - 1.1050ドル
ユーロ円:157.48円 - 158.64円


(越後)
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